コラム

2024.09.17

子どもの口呼吸が歯や身体に及ぼす悪影響

こんにちは。桜山たくみ歯科・矯正歯科です。お子さまのお口がポカンと常に開いた状態になっていませんか?口呼吸は、お子さまの歯並びや身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

①ウイルス感染やアレルギー症状のリスクにつながる

鼻呼吸は、鼻腔の粘膜が空気中のほこりや細菌などの細かい異物を遮断する仕組みがあります。また、吸った空気の温度と湿度を調整する役割もあり、空気清浄機のような働きをします。
一方口呼吸の場合、不衛生な外の空気が直接肺に送り込まれてしまいます。有害物質が直接体内に入りやすくなるため、風邪などのウイルスに感染したり、アレルギー体質になりやすくなったりします。

②むし歯や歯周病になりやすくなる

口呼吸をしていると、口の中や前歯が乾燥しやすくなります。唾液には、食べかすを洗い流す作用や、口の中の細菌の繁殖を抑える作用、歯を再石灰化する作用など、むし歯を防ぐ働きがあります。しかし、口呼吸によって唾液の分泌量が低下し、むし歯になりやすくなってしまいます。
むし歯だけではなく、歯周病の原因となるプラークが増加し歯石が付着すると、歯茎に炎症が起こり歯周病になる可能性もあります。

③歯並びが悪くなる

舌の正しい位置は、舌が上顎に付いた状態です。舌が上顎を押すことで口元の筋肉のバランスが取れ、上顎が広がり歯が並んで生えていきます。
しかし口が常に開いていると、舌が下に下がった状態になります。そうすると、口元の筋肉が緩み上顎の歯列が広がらないため、歯並びがガタガタの叢生になったり、出っ歯や開咬になったりします。

口呼吸対策にも!子どものマウスピース矯正「プレオルソ」

プレオルソとは、80年以上もの歴史がある「機能的顎矯正装置」をマウスピース型の装置に改良した、子どもの為の矯正治療です。歯並びだけではなく、「お口ポカン」「口呼吸から鼻呼吸への改善」「咬み合わせの改善」「正しい発音」「むし歯の予防」など、様々なお口の健康効果があります。

お子さまの口呼吸が気になる方は、お気軽にご相談ください!

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