コラム

2025.11.15

あいうべ体操で口呼吸を改善しよう

こんにちは。桜山たくみ歯科・矯正歯科です。
近年、「口呼吸」がさまざまな体の不調と関係していることが分かってきています。本来、人間は鼻で呼吸をするようにできていますが、現代では口をぽかんと開けているお子さんや、睡眠中に口呼吸をしている大人の方が非常に増えています。
この「口呼吸」を改善するために有効とされているのが、あいうべ体操です。

あいうべ体操とは?

あいうべ体操は、口と舌の筋肉を鍛えるための簡単な体操です。
やり方は名前の通り、「あー」「いー」「うー」「べー」と順番に口を大きく動かすだけ。
声を出しても出さなくても構いません。1日3セット(朝・昼・夜)、各10回を目安に続けましょう。

なぜ口呼吸が問題なのか?

口で呼吸をしていると、空気が直接のどを通るため、ウイルスや細菌が侵入しやすくなります。
また、口の中が乾燥して虫歯・歯周病・口臭のリスクが上昇します。唇が乾燥しやすくなったり、アレルギー症状が悪化したりするケースも少なくありません。

さらに、お子さんの場合は、口呼吸が続くと唇や頬、舌の筋肉のバランスが崩れ、歯並びや顔の成長発達に影響を及ぼすこともあります。
つまり「口呼吸」は、単なるクセではなく、全身の健康にも関わる問題なのです。

あいうべ体操の効果

あいうべ体操は、口の周囲や舌の筋肉をバランスよく動かすことで、次のような効果が期待できます。

• 舌が自然と上あごにつくようになる(正しい舌位の確立)
• 口輪筋・頬筋が鍛えられ、口を閉じやすくなる
• 唾液の分泌が促され、口の中の乾燥を防ぐ
• 鼻呼吸がしやすくなる
• 免疫力が上がり、風邪や感染症にかかりにくくなる

このように、あいうべ体操は口の中の健康だけでなく、全身の健康づくりにも役立つ体操です。

毎日の積み重ねが大切

体操自体はとても簡単ですが、効果を実感するためには「継続」が重要です。1回や2回では変化は感じにくいかもしれませんが、1〜2か月ほど続けると口が自然に閉じやすくなったり、鼻呼吸が楽になったりといった変化が現れる方が多いです。歯みがきの後やお風呂上がりなど、生活の中で習慣化するのがおすすめです。

歯科治療というと「歯を削る」「虫歯を治す」といったイメージが強いかもしれませんが、私たちは「口の機能を整えること」も大切な治療の一部だと考えています。あいうべ体操は、誰でも今日から始められる簡単な健康習慣です。
口呼吸が気になる方、いびきや口の乾きがある方は、ぜひ日常に取り入れてみてください。



─────────────────────────────────────────────
桜山駅から徒歩2分、御器所駅から車で3分、瑞穂区役所駅から車で4分!名古屋市昭和区にある歯医者「桜山たくみ歯科・矯正歯科」。むし歯・歯周病治療、定期健診、クリーニングなどの保険診療各種、通院が困難な方のための訪問診療、ホワイトニングやセラミック、ジルコニアなど審美治療も行います。また、お子様から大人まで矯正治療も行います。歯並びでお悩みの方はまずはカウンセリングでご相談ください。

来院をお考えの方へ

初診・再診共にWEB予約が可能です。歯列矯正のご相談は無料でご案内しております。
歯に痛みのある方、歯列矯正をお考えの方はお気軽にご予約下さい。

お電話でのご予約はこちらからお願い致します。
急な症状がある方も、出来る限りご要望に沿って
対応致しますので、お電話にてご相談ください。

診療時間
9:00 - 13:00
× ×
14:00 - 18:00
土曜は14:00 - 17:00
14:00 - 18:00
土曜のみ
14:00-17:00
× ×
休診日:木曜・日曜・祝日
FAX番号 052-875-6787
休診日:木曜・日曜・祝日
FAX番号 052-875-6787
WEB予約はこちら WEB予約はこちら