コラム

2025.02.04

むし歯はどうやって進行する?

こんにちは。桜山たくみ歯科・矯正歯科です。

「むし歯になったら治療すればいい」と考えている方は多いのではないでしょうか。治療すれば痛みを取り除くことはできます。しかし、むし歯治療で削った歯を元の状態に戻すことは、現代の医療ではできません。そのうえ、一度治療した歯を再治療する場合、さらに大きく歯を削らなくてはなりません。再治療を繰り返してしまうと、最終的には削る箇所がなくなる為抜歯せざるを得ない状態になってしまいます。
むし歯は急に進行するわけではありません。むし歯の発見が早ければ早いほど軽い治療で済ませられます。むし歯の進行度は「C0、C1、C2、C3、C4」の5段階に分けられます。今回は、各段階においての症状、治療方法を説明します。

C0:むし歯の前兆

歯の表面からカルシウム等の無機成分が溶け始めます。痛みは感じませんが、歯の表面が白っぽく濁っているような見た目になります。フッ素入りの歯磨き粉を使用し、正しく歯磨きを続けていれば、健康な状態に戻すことができます。

C1:軽度のむし歯

表面のエナメル質が溶け、小さな穴が開いた状態です。この状態になってもまだ痛みを感じないことがほとんどです。C1の治療は、むし歯部分を削り、レジンという樹脂の白い詰め物を入れます。

C2:中度のむし歯

むし歯が進行し、象牙質に達します。冷たいもの・甘いものなどがしみるため、この段階でようやくむし歯に気づく方がほとんどです。治療の際には痛みを感じるため麻酔が必要になります。むし歯を削った箇所に、詰め物(レジン・インレー)や被せ物(クラウン)を被せます。

C3:重度のむし歯

歯の神経(歯髄)までむし歯が達し、ズキズキとした痛みが激しくなってきます。被せ物を付ける前に、神経を取り除いて歯の内部を掃除する根管治療が必要となります。

C4:最重度のむし歯

歯全体がむし歯に侵され歯根だけが残った状態です。神経(歯髄)が死んで、歯根に膿が溜まります。この段階になると抜歯になるケースがほとんどです。抜歯した部分は、インプラント・入れ歯・ブリッジのいずれかの治療になります。

まとめ

むし歯が進行すればするほど、将来歯を残せる可能性が低くなっていきます。また、治療にかかる費用や時間もかかっていきます。むし歯にならない為に、日々のケアを怠らず念入りにブラッシングしましょう。
歯科医院での定期健診、クリーニングをすることでむし歯のリスクは大幅に軽減できます。将来、1本でも多く歯を残せるように心がけましょう。

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桜山駅から徒歩2分、御器所駅から車で3分!名古屋市昭和区にある歯医者「桜山たくみ歯科・矯正歯科」。むし歯・歯周病治療、定期健診、クリーニングなどの保険診療各種、通院が困難な方のための訪問診療、ホワイトニングやセラミック、ジルコニアなど審美治療も行います。また、お子様から大人まで矯正治療も行います。歯並びでお悩みの方はまずはカウンセリングでご相談ください。

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