こんにちは。桜山たくみ歯科・矯正歯科です。お子様のむし歯予防の一つに、歯科医院で行うフッ素塗布があります。今回は、フッ素塗布による効果についてご説明します。
フッ素塗布の効果
①歯の再石灰化
歯磨きをしないままでいると、むし歯菌がお口の中で増殖し酸が生産されます。この酸が、歯のエナメル質を溶かし脱灰(だっかい)を起こします。脱灰が進行するとむし歯になります。
その脱灰を防ぐのが歯の再石灰化です。フッ素を歯に塗布すると、カルシウムやリン酸などのエナメル質が歯に吸収されて修復されやすくなります。初期のむし歯であれば歯は修復されます。
②むし歯菌の抑制
フッ素にはむし歯菌の活動を抑制する働きがあります。むし歯菌が生成する酸の量を抑えることができるため、お口の中をむし歯になりにくい環境に整える効果があります。
③歯質が強化されむし歯になりにくくなる
フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついて、フルオロアパタイトという物質が生成されます。これは、むし歯菌の酸に耐性を持つためむし歯になりくい強い歯になります。
お子様のむし歯を予防するためには、歯科医院でフッ素を定期的に塗布してもらうのに加え、日々のホームケアもとても重要です。フッ素が配合された歯磨き粉を取り入れてみましょう。
フッ素入り歯磨き粉の使用量
■歯の生え始め〜2歳・・・1〜2mm程度
■3〜5歳・・・5mm程度(グリーンピースくらい)
■6歳〜成人・高齢者・・・歯ブラシ全体(1.5~2cm)程度
お子様にフッ素入りの歯磨き粉を使用するときは用量を守るように注意しましょう。
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桜山駅から徒歩2分、御器所駅から車で3分!名古屋市昭和区にある歯医者「桜山たくみ歯科・矯正歯科」。むし歯・歯周病治療、定期健診、クリーニングなどの保険診療各種、通院が困難な方のための訪問診療、ホワイトニングやセラミック、ジルコニアなど審美治療も行います。また、お子様から大人まで矯正治療も行います。歯並びでお悩みの方はまずはカウンセリングでご相談ください。